PHD協会に行ってきました。②
昨日に引き続き、
PHD協会に行ってきました。②です。
詳細レポートに入ります。
まず、八木さんとお会いしてお話したことは、
PHD協会とは何ですか?具体的にはどんなことをするのか?ということでした。
簡単に説明するのは難しいのですが、一言で言うならば、
「草の根活動」をする団体さんだと思います。
アジア・南太平洋の村に住む20代から50代くらいの方々を対象に、
スタッフが直接「研修生」を探しに国へ行き、面接の上、研修生を決定します。
研修生に選ばれると、1年間、日本でホームステイをしながらその人にとって必要なことを学ぶための研修期間がスタートします。
例えば、
自国では孤児院のようなところで働く女性は、日本で「健康」「教育」「栄養」について学ぶそうです。
「健康」や「教育」といっても専門家を目指すのではなく、帰国してできる「草の根」レベルのことを身につけ普及します。
例を挙げると・・・
〇正しい手の洗い方
〇正しい歯磨きの仕方
〇読み書きの勉強法(日本式の方法)
といったもの。
私たちがこれまで当たり前に学んできたことでも、研修生の暮らす地域、村では誰も知らず、普及していないことがたくさんあるそうです。
そういった基本的なことを中心に、帰国して使える知識や方法をまなぶそうです。
1年間の日本での研修を経て帰国し、村や地域で活躍する。
そんな人材を育成しているそうです。
そのほかに、ネパールで大規模な震災が発生したときには、緊急時支援をしていたこともあるそうですが、今回、とくに詳しくお伺いしたのはこの「研修生事業」でした。
そして、
ここから「いっしょにできることは何だろう?」に進みます。
あいくる”AICL"の活動では、国際交流イベントとして「着物を着よう!」を開催しています。
日本に研修にやってくる研修生は、「着物を着てみたい!」と思っている方もいるそうです。
この2月3月は、平成30年度の研修生にとっては締めくくりの時期であり、なかなか時間的余裕がないそうで、ご参加いただくのは厳しそうですが、来年度、平成31年度とは言わないことになるようですが、4月以降の回をご紹介して、ご都合のつくところでご参加いただけたら嬉しいなと考えています。
また、あいくる”AICL"では、
「Folk and Culture Project」も計画中です。
テーマに沿って学生たちが話し合い、まとめ、発表し合うこの企画では、PHD協会の研修生の方々とともに考えられることがあるかもしれない!と思っています。
まだ、はっきりとした予定ではありませんが、今後、何らかの形でともに活動できたらいいなと思います。
八木さん、PHD協会のみなさん。
この度は貴重なお時間いただきまして本当にありがとうございました。
今後とも、あいくる”AICL"をよろしくお願いします。
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