【国際交流】2018 iEARN国際会議 in Virginia, USA

皆さんこんにちは。

あやねと同じくファシリテーターのAyanaです。

(名前がそっくりで紛らわしいのでアルファベットにしてみました。日本人です。笑)


iEARNというのは、世界中に140以上の支部を持ち、Project Based Learningを国境を越えて実現する教育団体です。(詳しくはWebサイトをご参照ください。)

iEARN (英語) https://iearn.org/

JEARN (iEARN Japan:日英) http://www.jearn.jp/japan/index.html


その大きな団体で、年に一度、世界中の先生・子どもたちが大集合して

交流・討論・成果発表会をするのがiEARN国際会議です。


私たちもその大会@Virginia, USA, 2018に参加してきたので、

その時にあった出来事をレポートしたいと思います。



代表の福井と、ボランティアメンバーKさん、大学生Nさんの4人で参加したiEARN国際会議。

Virginiaはスミソニアン博物館で有名なアメリカの首都、ワシントンDCから内陸に2時間弱ほど車で行ったところにある田舎町です。

大学の宿舎で1週間、大人も子どもも共同生活をしながら国際会議に参加します。

この国際会議は同時進行で先生の部と子どもの部があり、

子どもの部はPBL(Project Based Learning)ベースのプログラムに参加します。


ごみ問題、女性の権利問題などについて世界中の子どもたちと話し合い・ワークショップをしたり、クラフトやゲームを通して文化交流をしたり、盛りだくさんの内容で朝から寝るまで一緒に過ごします。

共通言語はもちろん英語。けれど、ネイティブなのは一部で、お互いに第二外国語である英語で手探りでコミュニケーションをとっていきます。


年齢もバラバラ。

国籍も母国語も、習慣も何もかもが違う人たちと1週間の共同生活。

驚くことも楽しいことも、いやなこともたくさん経験する一週間。

一緒に参加した大学生のNさんは、

「英語しゃべりたい!なんで小学生ペラペラなん?ていうかみんな全然空気読まへん!」

と、カルチャーショックを受け苦戦しながらプログラムに参加していました。

(うんうん、私も大学生の時同じようにショックを受けたよ。笑)


「友の頭の上に爆弾を落とす者はいない」

冷戦の時代、アメリカNYのピーター・コーペン氏は、

ロシアとアメリカの教室を、テレビ画面付きの電話でつなぎ、国際交流を始めました。

これが、iEARNの始まりと言われています。

スローガンは「Learn with the World, Not just about it.」


最終日、講堂の舞台で、子どもたちが手を取り合い発表をする姿は圧巻でした。

「ちがい」に「出会う」1週間。

子どもたちにとっては、忘れられない、

明日につながる一週間になったんだろうなと、

お土産や手紙を交換し別れを惜しむ姿を見ながら思いました。

(写真は、最終日、各学習発表後に舞台上に集まった子どもたちの様子。)


次回、②に続きます。

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